俗に『水いぼ』と呼ばれるものは、ウイルスの感染が原因で起こる、伝染性軟属腫（でんせんせいなんぞくしゅ）というもので、特に幼稚園・保育園・小学校に通うお子さんに多い症状です。
 

特徴としては…
・小さなイボのようなものが身体に複数ある
・痒み等を伴う場合がある
・表面にはツヤがあり水ぶくれのようなものがある
など、人によって様々です。
また、水いぼを引っかいた手で他の箇所を触ることによって感染が拡大し、広範囲に生じることもあります。
 

当院の主な治療方針としては…
・塗り薬と貼り薬の併用した治療
・専用ピンセットでの摘除（痛みと少量の出血を伴います）

 
上記の症状が少しでも思い当たる方がいましたら、お早めの受診をおすすめいたします。
小さなお子さまの摘除治療の際に、治療に対しての怖さや痛みにより泣いて身体を動かしてしまい、安全な処置が困難な場合がございます。そのような時は、親御さんのご希望もお聞きしながら、先生の方で治療方針を判断いたしますので、診察の際にご相談下さい。